ミッドサマー

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むびおた
“明るいのに怖い!”そんなうたい文句で話題となった映画『ミッドサマー』。多くの映画評論家がアカデミー候補にも推薦した同作の実態に迫る!これは果たしてホラーなのか?それとも…

シネマン
え!?どういうこと!?ホラー映画?それともコメディ!?

むびおた
ふふふ。今からじっくりと感想を踏まえながら解説していくよ!

シネマン
ひぃ~!怖いのかな…ドキドキ
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ミッドサマーの映画概要

ミッドサマーの予告動画はコチラ

映画概要の詳細
タイトル ミッドサマー
監督 アリ・アスター
公開日 2020年2月21日
キャスト フローレンス・ピュー(ダニー)
ジャック・レイナー(クリスチャン)
ウィリアム・ジャクソン・ハーパー(ジョシュ)
ウィル・ポールター(マーク)
ウィルヘルム・ブロングレン(ペレ)
アーチー・マデクウィ(サイモン)
エローラ・トルキア(コニー)
ビョルン・アンドレセン(ダン)

ミッドサマーのあらすじ

ミッドサマーのあらすじ

物語の大筋は、こんな感じ。

とある一組のカップルがいて、彼女の方がちょっと精神的に病んでるんです。んで!いきなりですけど、彼女の妹が両親を道連れに一家心中するっつー展開を繰り広げます。

それで病んでる彼女の心のダメージに拍車がかかっちゃうわけよね。

それを見かねた彼氏とその友達は、もともと計画していたスウェーデン旅行に、彼女も誘うことにしたんです。

ただ、その旅行ってのがただの旅行じゃなくて…

訪れた先の村で、あんなこととか、こーんなこととか、もう「マジ!?」って感じの展開が待ってるんすよねー。

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ホラーではなくグロ映画

とりあえず、ホラー…じゃなかったよね

 “明るいのに怖い”って口コミが話題になって、それが楽しみで見に行ったんだけど、結論、ホラーではなかったよね。

もちろん、個人的な見解っすよ?だっていわゆるホラーの王道である、『幽霊』とか『猟奇的殺人鬼』とか、そーゆうのはでてこんから(笑)。

それと、このスウェーデン旅行の目的ってのが、ただの娯楽じゃなくて、とある村について調べるための旅行なんだけどさ。僕としては、グロいシーンがこの映画の見所だったように感じましたね。

どんなとこがグロいかってのは、あんまやりたくないけどできるだけ詳しく書いていきます。

年老いた男女の死

年老いた男女の死

映画中盤あたりでのワンシーン。とりあえず訪れた村ってのが、なんか新手の宗教集団チックな雰囲気なのね。そんでみんなで食事を食べるシーンがあるんだけど、年老いた男女が一組いてさ。多分夫婦的なくくりなのかなぁ、みんな白い衣装を着てんだけど、その二人だけは灰色っぽい服を着てんです。移動するにもなんかイスごと担がれてさ、王様かなんかなのかなって思ったわ。

ってそんなことはよくて。問題のシーンは食事が終わった後に訪れる。

みんなで移動して、すげぇ開けた空き地みたいなところに向かいます。そこにはそーだなぁ、だいたい40〜50mくらいの崖があって。その上にさっきの老人二人がいて、他のみんなは下から見上げてんのよね。

この時点でだいたい察したよ(笑)。まずは女性。手のひらにナイフを突き立てて、思いっきり切ります。んでなんか紋章?が書かれた石にその血をブワァっとこすりつけて、崖の先へと向かう。(くるぞ、そろそろくるぞ。)

空を見上げて恍惚な表情を見せると、崖の上からいきなりダーイブ!!!(キター!)

老夫婦が崖から飛び降りる

飛び降りた先には、ちょーどいい岩があってそこにバーーーンですわ。普通ならよ、まぁ音は聞こえるわな。でもこの映画さ、そのグチャグチャになった死体が丸見えなのよ。なんならアップしてんの(笑)。ここでさっきの“明るい”が活かされてたよ。マジでキモすぎる!

はい次は男の方いくよ。崖から飛び降りるまでは女と一緒。問題はその後。この男ってのが腰抜けでさ。女は頭からいったのに対して、こいつ足からいっちゃったのよ。そしたら何が起こるって、死ねてない問題発生。まだ意識残ってんだよ!でも足はグチャグチャなんだーーーー!!!(ヴォェッ!思い出しただけで気持ち悪い。)

 

でもこんなのまだ可愛いもんだったわ。次の瞬間ね、下で見てた連中が餅つきの杵みたいなハンマーを持って登場したよ。「嘘でしょ…。ちょっと待ってって…。」と思うよね?はい、そのハンマーで男の頭をカチ割り始めます、何回もね!その画も当然丸見えだしさ、何が嫌だって、音!グチャでもなく、ヴァグォォみたいなさ。

聞いたことないけど、多分こんな音すんだろうなぁって音が響き続けます。

このシーンはマジで吐くかと思った(笑)。

一緒に行った友達の死

一緒に行った友達の死

5〜6人で行ったんだけど、だんだん友達減ってきます。まぁ村のイカれた連中にやられてくんだけど。中盤ではいなくなるだけで、どうなったかは詳しく触れられません。

終盤で怒涛の回収がレッツスタート!まずは一人目、生き埋め。足だけひょっこり地面から顔を出してます(笑)。こんなのレベルゼロだわ。

続いて二人目、ちょっとグロい。小屋みたいなところで吊るされてます。

とりあえずぱっと見はそれだけ。

まぁ、目玉にタンポポみたいな花が埋め込まれてんだけど。問題はそこじゃなくて後ろ側。

なんかね、羽みたいなのが生えてんすよ。ピンク色のね。最初はそれがアップで映るからよくわかんない。

だんだん引きの画になって組んだけど、よーく見てたらぁ…、これ…内臓でできてね!?

そう、羽だと思ってたやつ、内臓でできてたーーーーー!!!エグイ!気持ち悪い!

なんだろう、吊るされてたのは空を飛んでるイメージだったんかな?背中パックり割られて、キレイに内臓取り出されてたわ〜。本当に吐き気が襲ってくる…。

特徴的だったのはこの二人くらい。あとは熊の内臓取り出して、着ぐるみみたいに着せられてたりとか、そんくらいだったかな〜(ってこれも普通じゃないか)。

結末:結局何が伝えたかった?

結局何が伝えたかったん、この映画?

僕が思うに、本当に怖いのは人間だよってことを言いたかったんかなぁと思いました。

ってい言うのも、最後のシーンで生贄を選ぶ場面がやってくるんです。はしょったから全然説明してないけど、その選ぶ権利が、いろいろあってあの精神不安定だった彼女にあるのね。

選ぶ対象はこの二人。『村の見ず知らずの男』か『自分の彼氏』の2択。

選ばれたのはぁ………、彼氏——————ッ!!!

実は旅の途中でさ、彼氏が村の研究に熱が入りすぎるがあまり、彼女との関係が悪化してたの。あげくの果てには、研究のために村の若い女とチョメチョメしてたりなんかして。しかもそれを彼女に目撃されたりなんかして(笑)。

だからかなぁ、彼女は自分の彼氏を選んだんだろうね。もちろん復讐のために。

最終的に彼氏は生きたまま焼き殺されるんだけど、それを彼女がスッゲェ嬉しそうな笑顔で見ながらこの映画は終わっていきましたとさ。

グロが苦手な人は要検討!

ホラーではなく、グロテスク&カルト映画

んーーーーー、なんか消化不良!!!ホラーだと思って行ってるからね、こっちはさ。カレー食べにカレー屋さん行ったのに、オムライスしか置いてなかった的なね(笑)。知らんけど。

とにかく、ホラー映画ならではの、背筋も凍る的なのを期待して見に行くと、拍子抜けすると思うんでやめといた方がいいはず。

結末自体も、いわゆる『胸クソ』ってほどでもないんだけど、なんだかなぁって感じでした。

とにかくグロ耐性の無い人は絶対に映画を見ないほうがいいですよ!

以上!最後まで読んでくれてありがとうござました!

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