※刺激が強いので、ホラーが苦手な方や怖いのが苦手な方はご注意下さい。
【公開日】2019年3月23日
【監督】チョン・ボムシク
【製作】キム・ウォング
【キャスト】イ・スンウク、ウィ・ハジュン、パク・ジヒョン、パク・ソンフン、オ・アヨン、ムン・イェウォン、ユ・ジェユン
※ 韓国で公開からわずか15日間で、観客動員数256万人突破。 興行ランキング1位を獲得し 社会現象にもなった作品。
むびおた
世界7大心霊スポットにも指定され、実在する精神病院コンジアム。年間で多くの人が訪れるほどのヤバイところだそうです。ここを舞台に作られた映画はまさに現代版ホラー映画と言えるでしょう。この記事では映画の内容と恐いシーンをお伝えしていきますが、最後に、韓国に実在する精神病院で起こった恐怖のお話もさせて頂けたらなと思います。トイレは今から行っておく事をオススメします!笑
目次
映画コンジアムのあらすじ
ホラータイムズという名のユーチューバーたちは動画視聴者100万人を目指して、世界7大心霊スポットであるコンジアムでの生配信を企画。 一般視聴者から現地でリポートするメンバーを募集し、YouTube運営の管理人兼隊長を含む男女7人で現地へ。 隊長は精神病院の外にテントの拠点を設置し、LIVE配信の司令塔となる。 100万視聴数を稼ぐために必死の隊長は、メンバーの中に仕掛け人2人をあらかじめ投入していた。 精神病院に仕掛けを施し、本気でビビる男女メンバー。 しかし、仕掛けとは違う何かが起き始める…。 そして開かずの部屋であるヤバイと噂の402号室の真実とは?コンジアム精神病院の過去
※以下ネタバレを含みます。
更に探索を進めるメンバーたち
生配信の動画視聴数はどんどん増えていきます。そんな中、ろうそくが消えたり、髪の毛が天井から吊るされていたり、人形の位置が変わっていたりと、仕掛け人による仕掛けで男女メンバーは次第に混乱に陥れられていきます。隊長はそのリアルな表情、リアクションで視聴率を増やそうとしていたのです。スプレーに書かれた文字も入れ替わっていました。 しかし、隊長は表情を変えます。「文字が入れ替わっている!」と混乱するメンバーたちですが、これはヤラセでも仕掛けでもない…。そう。本当の怪奇現象が起きたのです。メンバーたちは元々仕掛けによって「この病院はヤバイ!」という認識でいますが、仕掛け人と隊長は唖然。しかし隊長は、100万人PVを目指すため、そのままメンバーたちに調査続行を命じます。黒目の女やばすぎ!
この顔…。怖い!!!!! メンバーの一人が幽霊?に乗っ取られるシーンです。ぶつくさと意味不明な事をつぶやきながらドアップで迫ってくるんですよ!!正直、めちゃくちゃビビリましたね(笑)。てか、この記事書いている今も怖い!画面上にこの女性がドアップで写ってるんですから!ひぃ~! で、この女性、なぜ乗っ取られたかは映画の中でも謎のままですが、ここまでの経緯を説明すると、女性二人は度重なる怪奇現象(ヤラセとリアルなやつ共に)に限界を感じて病院の外に逃げるんです。がしかし!そう簡単にいく訳ないですよね。走っても走っても同じところに戻ってくる訳ですよ。すると女性の一人が動かなくなります。カメラは背中を映していますが、「ハイ!何か来るよ!何か来るよ!」とバレバレ状態。覚悟してその瞬間を待っていましたが、いきなり写真の女性の顔が映し出されて、マジで心臓止まるかと思いました。このシーンがこの映画で一番怖かったかも。で、この表情を見て悲鳴を上げるシャーロットという女性は、宙に持ち上げられ、このまま首が閉まって死ぬんだろうか、と思ったら解放されます。(ここまで記事を書いてようやく怖い顔の写真が消えたのでちょっと安心!)402号室に一番乗りしたシャーロット
走り続けると隊長が指揮をとっているテントを発見!すぐさま飛び込むと、そこは402号室…。メンバーの中で一番乗りって訳ですね!がしかし、部屋にはまたあの黒目の女性が!「ひぃ~~~~っ」 心の準備をしていたら同じ部屋にパンツ一丁の男が!昔の写真に写っていた精神病患者です。動きがやばい!やばすぎる!ドアもお決まりかのように開きません。パンツ一丁の男がモジモジしていますが、僕は心の中で「こっち来んなよっ!」と、呟きました。もちろん、凄い勢いで迫ってきて、シャーロットは暗闇の中に消えていきました…。ちなみになぜ402号室に転送されたのかは謎です。隊長死す!!
またやばい画像ですいません。でも個人的には黒目の方が怖いと思いました。 で、このシーンはラストシーンなのですが、他のメンバーは402号室に引き込まれたり、暗闇の中に連れ去られたりと、結局全滅します。隊長(写真左)は100万PVまであと一歩という状況なので自ら402号室に駆け込みますが、この写真の怪物?幽霊?と出くわし、首つりのような状態で命を落とします。この怪物も登場する時には首つりのような状態で移動してくるので、おそらく、首吊り自殺を図ったとされている院長なんだろうなと推測できますね。結局、この病院の謎は何も語られず、映画は終わりました。むびおた
ホラーって音で脅かしたり、幽霊のビジュアルで驚かせたりと色んなパターンがありますが、この映画はビジュアルでしたね。黒目女はマジでびっくりました!最新設備を使ったり、ユーチューブとか、映画の設定はとても良かったけど、ストーリー性はほぼナシ!精神病院の謎に触れることもなく、次々と恐いシーンでメンバーが消えていくのを見る作品でした。普通に怖かったです…。
ロケ地はコンジアムと別の場所
この映画のロケ地は昆池岩(コンジアム)精神病院です。場所はソウルの近く。そう、実在するホンモノのコンジアムです。ですが、もう一か所別の場所で映画の撮影を行っているんです。それは釜山にある廃坑の、元は寄宿舎だった廃墟。実はここも心霊スポットとして有名な場所らしいです。監督のインタビューによると、「コンジアムの撮影では何も出なかった」と言っているようですが、「撮影中、寄宿舎が有名な心霊スポットだと分かった時が怖かった」と口にしていたそうですね。でもコンジアムの方が霊的な場所としてはパワーが強いと感じた模様。ちなみにこの写真ですが、外国人が実際のコンジアムに潜入する動画をアップしていたものの中から抜粋したものです。後ほどお見せしますが、この動画内で怪奇現象が実際に起こるので、この精神病院は本当に何かがいるのかもしれません…。実際のコンジアム精神病院に潜入
動画を引用しているので、ここに映っているのは僕ではありません。これは外国人が世界7大心霊スポットであるコンジアムにやってきた様子を動画にしている様子です。これはどうやら入口のようですね。映画のシーンでも封鎖されていました。ちなみに現在は市が管理しているらしく、無断で侵入すると日本円にして約500万円ほどの罰金が科せられるそうなので、敷地内に入る事はオススメしません。看板には何て書いてあるかわかりませんが、「入るんじゃねえぞ」的な内容だと思います。実際の病院はまさに廃墟
むびおた
ボロボロですね。まさに廃墟って感じ!ちなみにこのコンジアム、1990年頃から運営されなくなり、その後はずっと放置されているそうです。
むびおた
中に入るとこんな感じ。昼間なのに不気味な雰囲気が漂っています。こんな怖そうな場所に夜行く人もいるそうですよ!ちなみにここには年間1000人ほどが訪れるそうです。きっとそのほとんどは若者なんでしょうね。
むびおた
壁にKILLと書かれた文字が!!これはまあ、ここに訪れた人が書いたものでしょう。ちなみに映画でも壁に書かれた文字のシーンがありましたが、KILLではなかったですね。誰かが書いたものだったとしても、恐い雰囲気創りに貢献している事は間違いない!
実在するコンジアムで怪奇現象が起きた!!
むびおた
これはある一室のトイレのドア。穴が開いているのは患者を監視するためのものでしょうか?そんな事を考えながら動画を見ていると…
むびおた
勝手にドアが開いたんです!!!!下に動画を埋め込んでおきますが、ちょうど8分あたりのところ。マジでトイレのドアがゆっくり開くんです。ドアと壁の間を見ても人はいません。釣り糸で引っ張っているのかな?とも考えましたが、ちょっと角度的に無理そう。となると風?それとも本当の幽霊?なんにせよ僕だったらソッコーこの場所から立ち去りますね。間違いなく!