ボヘミアンラプソディ

(C)2018 Twentieth Century Fox

 

映画の概要
タイトル ボヘミアン・ラプソディ
公開日 2018年11月9日
監督 ブライアン・シンガー
キャスト ラミ・マレック(フレディ・マーキュリー)
ルーシー・ボーイントン(メアリー・オースティン)
グウィリム・リー(ブライアン・メイ)
ベン・ハーディ(ロジャー・テイラー)
ジョセフ・マッゼロ(ジョン・ディーコン)
エイダン・ギレン(ジョン・リード)
アレン・リーチ(ポール・プレンター)
トム・ホランダー(ジム・ビーチ)
マイク・マイヤーズ(レイ・フォスター)
アーロン・マカスカー(ジム・ハットン)
マックス・ベネット(デヴィッド)
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あらすじ

伝説のロックバンド「QUEEN」。バンドを代表するボーカルの「フレディー・マーキュリー」。一人の男が様々なものを代償にスターへの道を駆け上っていくノンフィクションでその人生を描いた作品になっています。

出っ歯少年の自分探し

君たち上手いね

(C)2018 Twentieth Century Fox

始まりは1985年7月13日、20世紀最大のチャリティライブイベントである「ライブエイド」当日。 大ヒットロックバンドの「QUEEN」。そのボーカル、フレディ・マーキュリーは目を覚ますと身支度をし、会場のウェンブリースタジアムに向かう。 フレディの出番となり、お馴染みのタンクトップ姿になると、メンバーとともに大観衆の前へと飛び込んでいくという場面から始まるが、時代は遡り1970年。 インド系いぎりす人のファルークは空港で荷物運びの仕事をしていた。仕事後、彼は近所のライブハウスへと足を運びます。その頃彼は自分のことを「フレディ」と呼び始めていた。 会場へと到着すると「スマイル」というバンドが演奏をしていました。彼らの演奏に魅了されたフレディはライブ会場にいた女性に居場所を訪ねるために声をかけます。するとその女性(メアリー)は大変美しくフレディは心を奪われてしまいます。 その後、スマイルのいる場所にたどり着いたフレディは衝撃的な場面に出くわします。スマイルのボーカルが他のバンドへ行くというバンド解散の危機になっているところでした。 そこでフレディが自分がボーカルになると立候補し、自身で作詞した歌詞カードをスマイルのメンバーに渡します。しかし、「出っ歯には無理だろう」と言われてしまいます。するとフレディは「歯が出ている分、音域が高い」と言いながら素晴らしい歌声を披露します。 スマイルのメンバーに加入したフレディは次のライブから新しく、ベースのジョン・ディーコンも加わり申請スマイルの活動が始まる。メンバー構成はアートスクールで芸術を学んでいるフレディと、ロケット工学者のブライアン、ロジャーは歯医者の資格を持ち、ジョンは電気技師のスキルを守るインテリの異色なバンド。彼らは異色なパフォーマンスにより一躍有名になり、フレディの提案で「QUEEN」という名前に改名します。 また、フレディーはメアリーと恋人関係にもなり同居をしていました。 その後様々な用法で音楽界に新たな風を吹かせていくQUEENにある日、エルトンジョンを有名にした実績の持つプロデューサ「ジョン・リード」から連絡が来ました。

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自分の本当の気持ちに気がついたフレディ。その葛藤。

フレディ

(C)2018 Twentieth Century Fox

リードとの初めての顔合わせで彼はメンバーたちにメディアへの売り出しを約束しますが、フレディはその先を望んでいた。 その後、国営放送BBCの音楽番組に出演しますが、彼らは口パクを強要されてしまいます。しかし、そこで披露した「キラークイーン」が注目の的となり、大人気となったのだ。その後ツアーも決まり、全米を回ります。どこでもツアーは大盛況。フレディはライブのことなどを国際電話でメアリーに話をしていました。しかし、彼は電話の途中で前を横切った男性が男子トイレに入っていくところをなぜか目で追ってしまいます。 その後、「キラークイーンのような素晴らしい曲を作ってくれ」とレイに言われたメンバーはウェールズにある田舎のスタジオに泊まり込み、アルバムの制作をしておりました。 ある夜、メアリーに捧げる「LOVE OF MY LIFE」というラブソングを作っていたフレディだが、その側で聞いていたマネージャーのポールに急にキスをされてしまいます。「勘違いするな、ただの仕事仲間だ」とフレディはいうが、その顔は満更でもない表情だった。

彼が残したものとは…

胴上げ

(C)2018 Twentieth Century Fox

フレディ以外のメンバーは家族を持ち子供もいました。
ある晩、ポールに頼んで多くの人を呼んでパーティを開きます。
とことん騒ごうと思っていたフレディだが、それを尻目にメンバーたちは早々に帰宅してしまいましした。
メンバーはフレディと親密になり、バンドの方針にも口を出すようになったポールを鬱陶しく思っていたのです。

その後、ポールの影響をものに受けるフレディはバンドでの活動にだらけが出始めてきて、ついにはそのデビューの話に気持ちが持っていかれるのでした。
そうした中でも大人気の QUEENは新曲の「we will rock you」を書き上げライブでは定番曲になっていきました。
バンドは家族であるというフレディの孤独に気がついていたポールはフレディを連れてゲイのコミュニティーにいき、それからは入り浸りになってしまいました。
その時と同時に彼はエイズという不治の病にかかってしまうのです。
破滅の道を歩み始めてしまったフレディはその怒りをメンバーに当たってしまいます。
そして彼らと決別してしまいます。
そこに現れたのはメアリー、フレディの現状を見て「何が大事なのかを考えて」と悟ります。

メアリーの言葉に自分が何をしているのかを改めたフレディはメンバーを呼び出して復活したいこと。

時自分がクソ野郎だったことを伝えます。そして復活したQUEENは最後の舞台としてライエイドを選びます。
エイズのことを伝えたフレディは「ただ、このことで僕を哀れんだり、怒ったり、僕を退屈にさせるのは時間の無駄。
何があってもステージに立つ。それがフレディーマーキュリーだ」とメンバーを感化し、4人は久しぶりに円陣を組みます。
そこからは伝説のライブエイドの映像へと移り、会場で見ている人や、フレディの家族もテレビから見守っていました。
ライブ終盤に「お別れだ!愛している!」と叫ぶとステージをはける前にバンドのメンバーの方を振り返りずっと見つめているのでした。

ラストシーンの感想

ライブ

(C)2018 Twentieth Century Fox

ラストのライブ映像では本物そっくりの描写や写し方がされており、ここにマーキュリーが居たんだとふと思い出させてくれるような気持ちにさせてくれました。 マーキュリーの人生を激しく、また愛しく思わせるようなライブで僕は泣き出してしまいました。

最後に、この映画はQUEENというバンドの人生を物語る作品です。
鑑賞後には改めてフレディの素晴らしさに酔いしれるでしょう。
まだ鑑賞されていない方はぜひ、本作をご覧になってください。
オススメです!

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